遠視ですね。不同視弱視です。
と言われて数ヶ月・・・先日、2回目の診察に行ってきました。
\不同視弱視と診断されるまでの経過はこちら/
小学校1年生の健康診断での眼科検診で引っかかり、眼科に行った所、子どもが不同視弱視(遠視)と診断されました。
最初1ヶ月経過後の検査結果
初回の診断から1ヶ月。
寝る時以外は常に眼鏡をかけてください。
という、お医者さんからの指示を忠実に守って生活。1ヶ月経過した6月上旬の検査では、左眼の視力がすこーし良くなっていました。
この時も、遠近感の検査とか光の筋がキレイに見えるかどうかとか色んな検査をしました。遠近感に関しては、左右の視力差はあるもののしっかり見えているとの事でした。
そして、検査を終えてから新たな指示を頂けました。
眼鏡だけでも左眼の視力は上がっていますね。上がってますが、片目を隠してのトレーニングをした方が良さそうですね。右眼は1.5としっかり見えていますから、右眼を隠して左眼だけで見るトレーニングをやってみましょうか。
噂に聞いていた片目トレーニング
噂の片目トレーニング!
我が子の場合、右眼はしっかりと視力が出ている事。
小学校1年生で、右眼の視力はほぼ出来上がってる事。
その他に気になる点が無い事。
などなど、様々な状況を考慮されたうえで片目トレーニングを指示して頂きました。
今の状況で右眼の視力が落ちる事は無いと思うので、右眼を隠して左眼だけで見るトレーニングを1日最低3~4時間、出来る時は出来るだけ長い時間やってみましょう。
片目トレーニングも色々な弊害等を考慮して始めないといけないようです。うちの場合は右眼の視力がしっかり出来上がっていて、長時間隠しても問題ないと判断されてのトレーニング方法を教えて頂いたので、お子さんが不同視弱視だからといって同じようなトレーニングを自己判断でする事は危ないのでやめてくださいね。
さて。片目トレーンングの方法もしっかり説明してもらい、併設の眼鏡屋さんでアイパッチシールを購入して帰りました。購入したのはこのタイプです。
アイパッチ用シールを嫌がる子ども
帰宅後、すぐ右眼にシールを貼ってトレーニングを始めました。
・・・が、5分もしない内にさりげなくシールをはがす我が子。
シールは柔らかく肌触りの良い絆創膏といった感じだったのですが、基本的に絆創膏が好きではない我が家の子ども。シールを貼られている違和感がかなり嫌だったようです。
1枚目は「はがれた~」と言ってきたので、「もったいない~」と思いながら2枚目をすぐに貼ったのですが、それも早々にはがしてくれました(おーい)
「嫌がってるのに無理矢理やってしまったら、トレーニング自体をしてくれなくなるかも・・・」と思い、その日はそれ以上何も言わずに「そっかー」とアイパッチシールをやめることにしました。
そうです、焦りは禁物なのです。
アイパッチシールを嫌がるのであればコレ
アイパッチシールを嫌がったので、我が家は眼鏡に取り付けられる布タイプのアイパッチにすることにしました。
よくよく考えたら、こちらの方がコスパ良いですね(笑
こんな感じで可愛いタイプのものを販売されているので、デザイン重視であればこういったものを探してみるのも良いかもしれません。
この、布タイプのアイパッチはシールタイプのアイパッチを嫌がっていた子どもに好評でした。
もしかしたら、貼るタイプのアイパッチを経験させた後だった事が良かったのかもしれません。
片目トレーニングをスムーズに進めるために実践した方法
まずは、どうしてこのアイパッチをしないといけないのかを子どもにも説明。
初日~10日くらいは、左眼は右眼に比べると視力も悪く、弱視の為にピントもなかなか合わないのか、アイパッチをつけて何かをする事を嫌がっていました。
左眼だけだと見えないからイヤだー
医師には1日最低でも3~4時間と言われていましたが、最初の内は「少しの時間でも良いから付けて見よう!」というスタンスで行きました。(まずは慣れてもらう。嫌にならないように慎重に・・・)
ちなみに・・・
我が家では眼鏡に取り付ける布タイプのアイパッチだったので、スペアの眼鏡に布のアイパッチを取り付けたままにして、それを『トレーニング眼鏡』と呼ぶことにしました。
学校がある日は帰宅が17時頃になるので、お風呂やご飯を済ませた後のテレビやゲームタイムの時に「トレーニング眼鏡にしようね」と声掛け。
最初の内は5分もすると「見えづらいから、はずして良い?」と聞いてきていたので、「じゃあ、7時30分になったら(あと10分したら)はずして良いよ!」と言って子どもが我慢できそうなギリギリを目標にしつつトレーニングをしたり、YouTubeが見たいと言われたら「トレーニング眼鏡をつけるんだったら見ても良いよ」と駆け引きしてみたり(笑
少しの時間で良いんだったら我慢もできるし、どうしてもYouTubeが見たいという気持ちが強かったらトレーニング眼鏡をしながらでもYouTubeを見る事を選ぶ。といった感じで、徐々にアイパッチを付けている時間を増やしていきました。
そんな感じで少しずつ少しずつアイパッチ付けている時間を長くして過ごしていると、左眼だけでも見る事が苦じゃなくなってきたのか、アイパッチを外したがる事がなくなっていました。
1週間もすると「トレーニング眼鏡を付ければYouTubeを好きなだけ見れる」という事を学習し、自ら交渉してくるようになりました(笑)
トレーニング眼鏡を付けるからYouTubeを見ても良い?
そんなこんなでトレーニング眼鏡を始めて1ヶ月もすると、家に帰ってゲームをする時やテレビを観る時、勉強をする時も自分からトレーニング眼鏡に変えるようになりました。
どうやら、自分でも左眼の視力が上がっている事を実感できていたようです。
そんな感じで2回目の検査から2ヶ月が経ち、先日3回目の検査に行ってきました。
\3回目の検査のはなし/
不同視弱視と診断されてから3回目の診察結果です。片目トレーニングの指導を受けてから、視力は上がったのか?気になる結果を報告します。